事の始まり
先日、外国から日本に遊びに来たアニキをアテンドしてた時の話。
日本でモバイル(携帯)使いたいんだけど、回線どうしたらいいって相談された。
ふっふっふ。こう見えても学生時代携帯屋で働いてましたから、携帯には一家言ありますよ。
まぁ、昔過ぎるので、今の制度は全く分かりません。ちょっと話が通じやすい程度です。
というわけで、近所のモバイルショップへ
何はともあれ相談だ
ショップ定員さんに、外国人が利用できる回線契約はありますか?と相談したところ
『訪日外国人用のレンタル契約というものは用意はありません。国内の方向けと同じく通常の契約をしてもらって、出国の際に解約する形になります。』
なるほど、それでは必要書類って何がいりますか?
『基本的には普通の契約と同じです。なので、本人確認が必要となりますが、訪日外国人の方であれば、在留カードでの本人確認が一番おおいですね。』
あー在留カードかぁ。
在留カードとは、国内に中長期滞在する外国人に向けて発行されるもので、主に外国人の方の情報や在留資格、在留期間、就労の可否などが記載されています(詳しくは、こちら。入管庁HPへ)
とはいえ、アテンドしてるアニキは観光目的。
要は短期滞在なので在留カードはありません。
結局、ショッピングモールのショップ中で話をしていずれも同様の回答だったので、本契約はあきらめることに。
ただ、その中でYモバイルのお兄さんが『ヨドバシとかなら、外国人向けのプリペイドがあると聞いたことがありますよ』というアドバイスをくれました。
そうか、プリペイドか。
調べてみると、プリペイド式の回線はIIJさんなどのMVNO会社さんが展開しているようなので、その筋で調べてみることに。
補論:取れるけど取れない手段
この話をお読みの方に「お前(僕)が契約して、それを持たせればよいのでは」と思われる方はいらっしゃると思います。
確かに、事実的にはその手段はとれるといえば取れます。しかし、携帯電話の契約上それはご法度です。
僕が販売員しているころから、保険証が本人確認書類として使用不可になりましたし、特に近年は振り込め詐欺への利用など、犯罪に使われるケースが増えてきたため携帯電話の本人確認はより厳しくなってきました。
特に、契約主体と利用者の関係性も問題となる場面が増えてきたように思います。
なので、今回の様に、契約者と利用者が他人の場合は、問題となる場面が多いので、慎むべきだと思います。
家族間で、親契約で子供が使うとかなら問題はないんでしょうけどね。
ことさらな話ではありますが、僕がこんな仕事もしてる都合上、この手の契約がらみのタブーを犯すわけにもいかず。
というわけで、僕が契約して渡すという手段は無しです。
プリベイドカードはどこにある。
話はもどしまして、プリベイドカードがどこで売っているのか調べる必要があります。
昔は、携帯ショップで取り扱いはあったのですが、さっきの返答の感じからそこにはないのだろうと。
調べてみると、所謂電気屋さんにあるんですね。
地域によっては一部コンビニでもあると。
基本的に、大阪の市内とか繁華街の方があるみたいですね。
プリペイドカードを探してみた
今回の目的はアテンドなので、実際にショッピングモールに併設された電気屋さんに行ってみました。
エディオンです。
店員さんがいたので捕まえて、外国人旅行者向けのプリベイドカードの取り扱いがあるか聞いてみました。
『こちらにモック(販売提示用のダミー)はありますが、実際の在庫は見てみないと分かりません』
まぁ、地域柄そんなに出ないだろうから、むしろ取り扱いがあったことに感謝しつつ、在庫を調べてもらうことに。
調べてもらうと、多くはないけど一通り在庫はあったようで、アニキの望む商品が無事に手に入りましたとさ。
訪日外国人向けのプリベイド方式
購入時に少し確認があったのですが、この手のプリベイド方式は比較的期間が短くなってます。
僕が覚えている限りで10日間契約と30日契約がありました。
もとより、短期滞在者を対象にしているので、ある意味当然といえば当然ですが。
あと、利用開始に当たってパスポートの認証などが有るそうで。
この辺はアニキが自分でやったので、具体的な手続き手順は解りませんでしたが、めっちゃ薄い商品箱に取説が入ってるレベルで解決するらしいので、そこまで難しいものでもないようです。
取説も英語とか主要言語は書いてるとかいってました。
逆に、僕らみたいな日本人が使うのはちょっと想定されていないようで、販売のお兄さんに『筆者が使うわけじゃないよね』ちょっと念入りに確認されました。
終わりに~販売員の人、お疲れ様でした~
終わりに、ちょっと面白いというか僕が共感できたこと。
まず、これくださいとプリベイド持っていったんですが、在庫がどこにあるのか、どのように説明したらいいのかわかる人が不在だったようで。(お昼休みだったのかな)
実際、これは販売員してるときも度々起こる現象でした。
当時はiPhoneが一番初めに来た頃だったので、その辺まわりの説明とか本当に四苦八苦してきた。
で、担当者不在を告げる販売員の人が、僕に対して開口英語で話てきました。
「や、僕日本語出来るというか、現地のアテンドなので大丈夫ですw」と返すとずっこけてました。
そらまぁ、こんな商品ほしいって言われたら、僕も外国の人って思われるかと思いつつ、自分の英語が通じるかわからないまま勇気をもって不在を告げに来た店員さん頑張ったなーと。
因みに、アテンドしてたアニキですが、普通に日本語喋れます。僕が達者ということは無いです。
その意味じゃ、英語チャレンジした店員さん、二重に取り越し苦労だったのか…GJ。
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