役所での窓口対応

皆さんこんにちわ

今回はSNSでちょっと話題になっている投稿があったので、ちょっと話をしようかなと思います。

タイトル通りですね窓口での対応にの話ですね。

それでは始めましょう。

目次

きっかけの投稿(要約)

市役所って『士業』の人と関わること多いねんけど『クセ強』が多い。

きっかけになった投稿はこちらですね。投稿主は役所の事務員さんらしいです。
一部抜粋としたのは、ほかの部分が特定の領域の非難する内容になっているので、ちょっとカットしました。
あくまで要旨ということですね。

クセが強いという表現をされてますけれども、実態的には窓口に対して横柄横暴な態度を取る人が多いという内容の投稿ですね。大声で怒鳴ったりとなったりとか、そういった対応する人が多いというのが今回の元だったようです。

この投稿に対して、色々と意見が寄せられていると言うような感じです。

前提補足:周知、教育はされている

こうした投稿が出てくると、一般の方から見みると「士業さんってそういう教育とかされないんですか?」と疑問に思われる方はいらっしゃると思うので、まずそれに回答を出しておきます。

まず、周知文みたいなのは結構出てます。窓口の対応に関してクレームがあれば、そうゆう報告が上がります。
また、研修などでは、態度には気をつけましょうというお話はたくさん出てきます。
なので【教育はされてない】というのは一部誤りですね。

ただ、何故一部かといいいますと必須の研修が少ないのが行政書士の業界でもあります。
個人事業主なんで参加不参加自由なんですよね。なので、そういった研修の場に出てこない人がちょっとやっちゃってるっていうパターンは、大いにあると思うので、元意見に対して、「いや、全員が全員そうじゃないよ」とは言いたいんですけれども、そういう人がいるよねということに関しては同意する。

いうのがまずもっての僕の意見です。

怒鳴ることはあるのか

あるかないかで言えばあると思います。

僕は怒鳴るまではいかないけれど、語気が強くなることはあったと思います。大声出すと周りに迷惑なので、「周りには」迷惑かけないラインで、強く出る必要があるときがあるので。

強く出るときってなんぞって話なんですけれども、僕の場合、語気が強くなるのは窓口の対応に対して信用がおけないパターンですね。
言い換えると、法令を無視される対応をされたりだとか、事前折衝で確認してたのに前言撤回されるパターンですかね

この対応自体が正しいかどうかっていうのは、おそらく賛否があるだろうなと思ってます。
これは僕のロジックではあるんですけれども、僕たちが窓口に行く時っていうのは、お客さんの代理として行くことがほとんどです。
なので間違った手続きに対して、ニコニコして終わるって言うのは、お客さんに対して不義理でもあるかな?思うので、(どっかの政治家みたいな話ですが)遺憾の意を示す対応をしっかり見せておかないとダメなのかなと言うふうに思っているので。強く時には強く言います。
誤解のないように補足しておきますと、間違いがお客さんにとって不利益になる時だけ怒ります。
ちょっとした誤表記とか、そういったものでは怒らないです。(その場で直してもらって、)最終的にちゃんとお客さんの利益になる対応をしてもらえるのであれば、そこまでいうことはないなと思ってますので。

また、怒鳴るというアクション自体に賛否があるだけであって、窓口の手続きが間違えている時に黙ってスルーするという行政書士はほどんどいないと思います。 怒鳴らない人であっても、きっと裏では何かしらの手続きをしていることが多いと思います。

ただ、これまた誤解のないように補足をしておきますと。 委任状忘れたとか自分のミスをなんとかしてくれという類で行政が受け付けない等、行政の方が正しいのにどなるパターンっていうのは僕は全く賛同しないです。
それはもう恥さらしなだけなので。

あくまで法令ベースで行政書士が正しい場合にのみ、一定の理解を僕は示せるかなと言うレベルの話です。

窓口の話~敵なのか~

たまに勘違いされてる方がいらっしゃるので、ここに関して僕は自分の意見を述べておくと思います。それは窓口は敵なのか?と言う話ですね。

結論だけ言えば、窓口は敵ではないですね。

基本的に僕たち行政書士って、お客さんの依頼を受けて活動しているので、大原則依頼者の味方であるっていうのは、一つの見方として正しく、よくある考えだとは思います。
じゃあ味方の対面は敵なのか?という話になるんですが、僕は常に敵である必要もないと思ってます。

結局のところ、僕たち一つ目に考えるのお客さんの利益ではあるんですけれども、行政手続に関与する以上、公益・全体の利益っていうのも当然考慮に入ってきます。
その中でお客さんの利益を不当に侵害しない。そして公益についてしっかり考えてくれてるなという窓口を敵であると言う必要はないんじゃないかなと思っています。
もう何なら手続きをしてもらういう形であれば、一緒にお客様の利益を実現するパートナーでもあると見ることもできるんじゃないかなと思っているので、僕は窓口は敵は思ってないんですよね。

敵と言うよりは、ゲームの対戦相手ぐらいの認識ですかね。こっちが用意したものをとおりますか?確認しているような感覚です。

補論:士業はクセがつよいのか

傍論ですが。
窓口で怒鳴る怒鳴ならないに関わらず、そもそも修業って癖が強い人が多いんじゃないの?という意見に対して、僕の意見です。
多いと思ってます。はっきり言うと。 僕も多分その一人ですね。癖が強い。

そもそもですが、独立の経営者が個人がまあ癖が強いって言うのもよくある話だと思います。その中でも、態々試験をくぐって、その独立する資格を得たっていう人達なので、癖は強くなりがちかなと言うふうに思います。
変な言い方なんですけど、あのサラリーマンできるならやってる人が多いんですよ。サラリーマンできないやりたくないから士業やってんだって人も結構中に入ると思うので、クセが強いんじゃないですかね。

僕もサラリーマンはたぶん無理と思ってやってるわけですし。

感情論はともかく、さっきから「法令上正しければ問題はない」と僕はちょくちょく言っていますが、この法令ベースに考えるっていうこと自体が、そもそも癖が強い人って、世間的にはみなされる可能性は大いにあり得るんですよね。
悪口じゃないですけど、良き法律家は悪しき隣人だというようなことわざもあったりしますし。

そのくせ法令上正しくても、それは権利の主張上、どうなんだって?さらに踏み込んで考える奴までいるんですから。そりゃクセは強いですよね。

終わりに~役所もクセがつよい~

士業にはクセが強いといわれますが、僕らからすれば役所もクセは強いです。
(こういうとなんか喧嘩売ってるみたいですけど、そんな気はまったくないですからね。)

ちょくちょく耳にするのが法令に書いてないことを内部通達や内部規則で制定するところがあって、これがよく揉める元になると聞くんですよね。

実際のところ。 同じ手続きなのに、都市によって対応が違うっていうことは結構ありました。
印鑑とかででですね、押印廃止の流れに沿って申請書に印鑑はいらないけれども、委任状に印鑑をくれという都市もあれば。押印廃止をそのまま流用して委任状にも印鑑はいらないんだと言う対応もあれば、印字された記名であれば。印鑑がいると言うような対応があったりと、結構まばらなんですよね。

まあ、これに対してまあ持論はないわけではないんですよ。
押印廃止してるのに委任状に押印求めたら廃止の意味がないじゃないかと思いますし、逆に申請は本来本人申請が前提なので、本人申請の時だけ楽ができるんだと言うロジックもわからないではないというのが正直なところですね。

でもこれだけ賛否のあるというか、両論考え方が異なる対応をしてくるっていうのは、充分クセが強いと思いませんか?

究極的には法治国家なので、法令に基づいて正しくきれいに。 国民の利益に資することができたらいいね。

ときれいなことを言って終わりたいと思います。


それではありがとうございました。

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